そもそもヒアルロン酸を体内に入れて大丈夫なの?
ヒアルロン酸の安全性について解説
初めて受ける美容治療としてはヒアルロン酸注入治療はなかなかハードルの高いものかと思います。 顔に注射するもの、しかも長期間にわたって顔の中に残るもの、と考えると それが何なのか、安全性はどうなのか 心配になってきますよね。 今回はそこのところを解説していきます。
ヒアルロン酸の基礎知識
注入治療に使用するヒアルロン酸について
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医療とヒアルロン酸
酸とは元々体の中にあるものでゲル状で高い粘弾性と保水力を持ちます。 ムコ多糖類とよばれるもので構成されており体内で合成と分解が行われますが、加齢により急激に減少していきます。 ヒアルロン酸は体のいたるところに存在しています。関節液、目の硝子体、皮膚などが有名な部位ではないでしょうか? 皮膚の中では皮膚の弾力や保水力に関わっており減少するとしわやたるみの原因になります。 美容医療におけるヒアルロン酸はシワ・たるみ治療としてとても有名ですが、実は保険診療でもヒアルロン酸は多用されています。 整形外科で膝や肩へのヒアルロン酸注射はごく一般的に知られた治療ですし、眼科領域でも白内障の手術などに使用されています。
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ヒアルロン酸には長い歴史がある
酸が発見されたのは1934年、牛の眼球から発見されました。 当初は動物由来のヒアルロン酸を使用していたため生産量が少ないことやアレルギーのリスクの問題がありましたが、その後研究が進み、バイオテクノロジーの発展によって1980年代には微生物から大量の生産が可能になりアレルギーのリスクの低いバイオヒアルロン酸が登場したのです。
「解剖から学ぶヒアルロン酸注入療法」古山登隆先生編著 から引用しております。
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ヒアルロン酸注入治療は世界的に人気
ヒアルロン酸注入治療は世界的に人気の治療です。 現在、統計では全世界で1年に280万人の方が治療を受けており、 「メスを使わない、切らない美容医療」を代表する施術です。ヒアルロン酸注入治療は人種を問わず、アメリカ、ブラジルはもちろん、美容大国韓国では年間約20万人、ドイツやイタリアでも10万人以上 が受けています。
ヒアルロン酸の安全性 体内に入れて大丈夫?
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化粧品でもヒアルロン酸は使用されている
ヒアルロン酸は元々生体内に存在するものであるため安全性が高い物質であること、かつ美容医療で活用されるヒアルロン酸は長年の研究によりアレルギーが起こりにくいように精製したものです。 美容分野でヒアルロン酸といえば、皮膚の外側から保湿力を高めるため化粧品として使用されるものと注入材としてしわのたるみの治療として活用されるものがあります。
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化粧品に含まれるヒアルロン酸と注入材のヒアルロン酸は別物?
みなさまに馴染みがあるのはヒアルロン酸配合の化粧品ではないでしょうか? ヒアルロン酸は1gで6リットルもの水を保持できるといわれており、その高い保水力を用いて外から保湿するのが化粧品での使用方法です。 通常のヒアルロン酸を肌に直接注射するとすぐに分解されて吸収されてしまいます。 注入材のヒアルロン酸は顎に入れたり頬をリフトアップさせたりと形を造る目的で注射するので注入して直ぐに吸収されてなくなってしまうと困りますよね。注入後も顔の中でとどまる必要があります。 そのために注入で使用されるヒアルロン酸には架橋材というものが含有されています。 当院で使用するヒアルロン酸はアラガン社のものを使用しているのですが、 VYCROSS製法と言って高分子量ヒアルロン酸と低分子量ヒアルロン酸を架橋結合させたジェルになっています。
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当院はアラガン社のジュビダームビスタを使用しています。
ヒアルロン酸は保水力が高い性質を持ちますが注入したヒアルロン酸が水分を吸って、顔の中で膨らんでしまうとパンパンになってしまいますよね。 アラガン社のVYCROSS製法では高分子量と低分子量のヒアルロン酸をどちらも含むことになり構造が密になり顔に注射した後に周囲の水分を吸収してヒアルロン酸が膨らむことを防いでいます。
ドクターからみなさまへ
皮膚科医 安藤かおり
美容治療の中でも大好きなヒアルロン酸注入治療についてお話しました。一般的に普及した美容治療だけに、あんどう歯科・美容皮フ科でないと得られないような満足を追求するために日々精進しています。ヒアルロン酸注入治療の効果やリスクについて詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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