ハイフシャワーとハイフの違いは？

ハイフ(HIFU)は、高密度焦点式超音波を利用した美容医療機器による照射施術で、超音波は皮膚組織に吸収されることで65〜75℃の強い熱エネルギーに変換されます。皮膚表面を傷つけることなく、真皮層、脂肪層、筋膜層(SMAS)まで作用し、コラーゲンやエラスチンの産生を促進、代謝による脂肪細胞除去、熱凝固による筋膜層引き締めを行います。このため、ハイフはシワやたるみなど複合的な症状が生じた加齢肌に一度の照射でアプローチできるトータルエイジングケア施術です。

ハイフシャワーは、2.0mmのカートリッジにより真皮層に熱を与え、ハリと弾力アップを目指す照射施術です。人の皮膚はミルフィーユのように層で分かれており、肌表面から表皮層(約0.1〜0.3mm)、真皮層(約1.0〜2.0mm)、脂肪層(約4〜10mm)で構成されています。真皮層にはコラーゲンやエラスチンなどの肌弾性物質を産生する線維芽細胞が存在しますが、加齢とともにその産生能力は低下し、肌のハリや弾力が失われ、シワやたるみが生じます。 ハイフシャワーは、穏やかな超音波エネルギーを照射し、真皮層内で熱エネルギーに変換されます。この熱によって衰えた線維芽細胞が活性化され、コラーゲンやエラスチンの産生が促進され、肌のハリや弾力が改善されます。