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ボトックスを打ち続けるとたるむ?

その真実と予防方法を解説

ボトックス注射は、表情ジワを和らげる美容医療として人気があります。しかし「打ち続けるとたるむ」といった声を耳にすると、不安になる方も多いのではないでしょうか。せっかくキレイになるために始めた施術が、逆効果になってしまうのは避けたいですよね。 本記事では、ボトックスを継続することによるたるみのリスクとその理由、そして防ぐための方法をわかりやすく解説します。後悔しないために知っておきたいポイントを、医師の見解や実際の体験談をもとに丁寧にご紹介していきます。

ボトックスを打ち続けるとたるむって本当? ボトックスを続けていると「たるむ」という声を聞くことがあります。ここでは、その噂の背景について詳しく解説していきます。

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ボトックスを打ち続けるとたるむって本当? ボトックスを続けていると「たるむ」という声を聞くことがあります。ここでは、その噂の背景について詳しく解説していきます。

なぜ「たるむ」と言われるのか

ボトックスは表情筋の動きを抑える働きがあり、シワの改善に効果がありますが、長期間にわたって繰り返し注射することで、使われない筋肉が徐々に衰えてしまうことがあります。その結果、筋肉のハリが失われ、顔全体が下がったように見えることがあるため「たるむ」と感じられるケースがあるのです。ただし、すべての人がそうなるわけではなく、施術方法や体質にも影響されます。

ボトックスの効果と筋肉の関係性

ボトックスは神経伝達物質の働きを一時的に遮断することで筋肉を弛緩させ、表情ジワを目立たなくする効果があります。ただし、同じ筋肉ばかりを長期間動かさないでいると、筋力が低下し、周辺組織とのバランスが崩れる可能性があります。とくに顔は繊細な筋肉が複雑に絡み合っているため、一部だけが極端に萎縮すると輪郭の印象にも影響が出てしまうことがあるのです。

たるみが起こる可能性があるケースとは

たるみが現れやすいのは、施術頻度が多すぎたり、過剰な量を繰り返し注入した場合です。たとえばエラボトックスで咬筋が痩せすぎると、頬のボリュームがなくなってしまい、逆に老けた印象を与えることがあります。また、表情筋の連動性を無視した注入により、不自然な表情やバランスの崩れがたるみの原因になることもあります。医師との丁寧な相談が重要です。

ボトックス継続によるたるみを防ぐ方法

ボトックスの恩恵を受けながら、たるみを防ぐためには、正しい知識と医師との連携が不可欠です。ここでは、リスクを最小限に抑える具体的な方法を解説します。

  • 施術間隔と注入量の適切な目安

    一般的にボトックスは3〜6ヶ月の間隔での施術が推奨されていますが、個々の筋肉の反応や顔立ちによって最適なタイミングは異なります。また、注入量が多すぎると筋肉が極端に弱まり、皮膚を支えきれずたるむ可能性が高まります。反対に少なすぎると効果が不十分なため、効果と自然さのバランスを見ながら、医師と相談して慎重に決めていくことが重要になります。

  • 経験豊富な医師の選び方が重要

    ボトックス注射はシンプルに見えて、顔全体の筋肉バランスを見極めながら施術する繊細な技術が求められます。経験の浅い施術者による無計画な注入は、不自然な表情やたるみを招くリスクが高くなります。症例数や美容皮膚科での実績、カウンセリング時の対応などをしっかり確認し、安心して任せられる医師を選ぶことが、たるみ予防に直結する大切なポイントです。

  • 部位ごとのリスクを把握しておく

    顔には多くの表情筋があり、部位によってボトックスの影響は異なります。たとえばエラやフェイスラインはボリュームの変化が目立ちやすく、注入量が多すぎると頬のこけや皮膚のたるみにつながる可能性があります。額や眉間では表情の硬さが目立つ場合もあります。リスクの高い部位を理解したうえで、自分に必要な範囲だけを適切に注入することが予防につながります。

ボトックスやめたらどうなる?

ボトックスを継続していた人が治療を中止した場合、顔にどのような変化が現れるのでしょうか。ここでは、やめた後の影響とその対処法について詳しく解説します。


やめたことで現れる変化とその理由

ボトックスの効果は永続的ではなく、約3〜6ヶ月で体内から成分が分解されていきます。やめた後は、注射で抑えられていた筋肉が再び動き始めるため、以前にあった表情ジワが徐々に戻ってくるのが一般的です。これは「元に戻る」現象であり、シワが悪化するわけではありません。ただし、筋肉が長期間使われていなかったことで、一時的に動かしにくさや違和感を覚える人もいます。


たるみや老け顔のリスクはある?

「やめたら老けた気がする」と感じる方もいますが、それは急に筋肉が戻ることで、表情に変化が現れるためです。また、極端に注入し続けていた人の場合、筋肉のボリュームロスや脂肪の下垂によってたるみが目立つこともあります。老け顔になるかどうかは、過去の施術内容や表情筋の衰え方により異なります。急激に中止するより、徐々に間隔を空ける方が自然な変化につながります。


自然に戻すにはどうすればよい?

やめた後の違和感やたるみを抑えるには、まず表情筋のストレッチやトレーニングを日常に取り入れるのが効果的です。顔ヨガやマッサージなど、血行を促し筋肉を活性化させるケアを継続することで、自然な動きを取り戻しやすくなります。また、肌の弾力を保つための保湿・UV対策・栄養補給なども欠かせません。必要であれば美容鍼などの補助的な施術も検討すると良いでしょう。

たるみを防ぐセルフケアと日常習慣

ボトックスの効果を持続させながらたるみを防ぐには、日常的なセルフケアがとても大切です。ここでは、自宅でできる具体的なケア方法を紹介します。

  • STEP.1

    表情筋のストレッチやトレーニング

    たるみの主な原因は、表情筋の衰えによる皮膚の下垂です。特にボトックスで動きが制限された筋肉は、意識しないとどんどん弱まっていきます。「あ・い・う・え・お」と大きく口を動かす運動や、頬を膨らませたり舌を動かすエクササイズは、筋肉の刺激に効果的です。鏡を見ながら毎日続けることで、顔全体の筋肉を均等に使い、たるみの予防だけでなく、顔色や血行の改善にもつながります。

  • STEP.2

    睡眠・食事・保湿の重要性

    たるみに負けない肌をつくるには、生活習慣の見直しも欠かせません。睡眠不足は肌のターンオーバーを遅らせ、ハリや弾力の低下を招きます。食事ではビタミンCやコラーゲン、タンパク質を意識して摂ると、内側から肌を支える力になります。また、乾燥は皮膚のたるみを助長するため、毎日の保湿ケアとUV対策も徹底しましょう。肌と筋肉の両面からサポートすることが鍵です。

  • STEP.3

    美容医療以外でできること

    日常的に取り入れられるたるみ対策には、美容医療に頼らない方法も多くあります。例えば、フェイスラインを引き締める美顔器やEMS(電気刺激)機器、ラジオ波などの家庭用美容アイテムは、自宅でも手軽に肌のハリ感アップを目指せます。また、ホットタオルでの温熱ケアや、リンパマッサージで老廃物を流すことも有効です。継続的なケアが、将来のたるみ予防につながります。

記事監修

ドクターからメッセージ

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皮膚科医 安藤かおり

まとめ

「ボトックスを打ち続けるとたるむ」と言われる背景には、筋肉の過度な抑制や施術の不適切さが関係しています。しかし、正しい頻度・注入量で行い、信頼できる医師と連携することで、リスクは最小限に抑えられます。また、たるみを防ぐには、表情筋のケアや生活習慣の見直しも欠かせません。ボトックスを中止する場合も、適切なケアを続けることで自然なフェイスラインを保つことができます。大切なのは、単に「続けるか・やめるか」ではなく、自分の顔や生活に合ったバランスを見極めることです。情報に惑わされず、信頼できる医師に相談しながら、美しさと健やかさを両立した美容を目指していきましょう。

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