ほうれい線が目立ち始めるのは何歳から?
ほうれい線が目立ち始める年齢は、一般的に30代前後からと言われています。 ほうれい線ができる原因の一つとして肌の乾燥が挙げられます。肌の乾燥が進行することで皮膚のターンオーバーが阻害され、シワができやすくなるからです。 さらに、真皮層の保湿成分が失われることで肌が垂れ下がり始めます。また30代を過ぎると、皮膚の弾力やハリを支えているコラーゲンの減少が加速します。そのため、ほうれい線ができるリスクも高くなってしまいます。こうした状態になりやすくなる年齢が、大体30代前後となっています。
20代でもほうれい線ができるってほんと?
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20代でもほうれい線ができる可能性はあります。 その原因の多くは肌の乾燥ですが、無理なダイエットや噛み癖などもほうれい線ができる原因と関係しています。 ダイエットのために食事制限をしている場合、必要な栄養素やカロリーが摂取できず、肌のターンオーバーが上手くいかないケースがあります。また、左右のどちらかの歯で集中的に噛む癖がある場合、歯のかみ合わせが悪くなって骨格がずれ、顔がたるむことでほうれい線ができやすくなります。 ほうれい線は、年齢に関わらず生活習慣が影響してできる可能性があるため、若いうちからケアをしていく必要があります。
ほうれい線の原因と特徴を年齢別に解説
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# 01
20代のほうれい線の特徴
20代でできるほうれい線は、肌にできる影が原因である場合が多いです。そのため、シワが線のように深く刻まれているケースは少ないです。 例えば、頬の皮下脂肪が多いことから頬骨周辺がふっくらしていたり、表情筋が発達しすぎたりしていたりすると口元と頬の間に段差ができ、ほうれい線が目立ちます。あるいは、リンパの流れが悪く、老廃物が蓄積して顔がむくむことも原因の一つです。 また、頬骨周辺が張っているのは、骨格の特徴である場合もあります。頬骨が高いと口元との高低差も大きくなるため、生まれつき口元にほうれい線のような影ができる方もいます。 こうしてできた段差の部分に影ができることでほうれい線のように見えるのであり、はっきりとしたラインが刻まれるケースは稀です。 したがって、20代でほうれい線ができてしまったとしても、深刻な症状ではないことがほとんどです。
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# 02
30代のほうれい線の特徴
30代でできるほうれい線の主な原因は、肌のたるみからくるものです。 30代頃から体内のコラーゲンは徐々に減少していきます。顔の真皮層では、保湿成分のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった成分が互いに結びつき、ネット状の構造を作って皮膚を支えています。 ヒアルロン酸の減少よって、ネット状の構造を維持できなくなり、頬周辺の皮膚組織が垂れ下がりやすくなることが30代でできるほうれい線の主な原因です。
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# 03
40代のほうれい線の特徴
40代になると、コラーゲンの減少に加えて表情筋も衰え始めます。 全身の筋肉量は20代をピークに減少していく傾向にありますが、女性の場合は、女性ホルモンのエストロゲンが減少する影響でより筋肉が減りやすくなる性質があります。 エストロゲンは月経のバランスをコントロールする働きを持ったホルモンです。同時に、体の成長や発達を促す働きも担っています。 エストロゲン減少で全身の筋肉が発達しにくくなり、表情筋が痩せてしまうと30代の頃よりももっと皮膚が垂れ下がりやすくなります。
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# 04
50代のほうれい線の特徴
50代になると皮膚が余ることでほうれい線ができやすくなります。 また、加齢に伴い、保湿成分の減少や筋肉量の減少が更に加速し、肌のたるみも目立ってきます。 また、骨を形成するカルシウムの密度も減っていくため、頭蓋骨の骨密度の減少や変化が起こります。これにより、顔の皮膚が余った状態になり、骨格で支えきれなくなることでほうれい線がくっきり目立つ原因となります。 50代のほうれい線は若い年代と比べて症状が重く、頬と口元の境目にくっきりとした線が刻まれるケースが多いです。そのため、20代や30代と比べてほうれい線の解消も難しくなります。
記事監修
安藤かおり先生からひとこと
皮膚科医 安藤かおり
ほうれい線の悩みは一般的なものです
私は、これまで皮膚科専門医として多くの患者様の診療をしてきました。シワ・たるみやしみなどを治療することで患者様の幸福度を上げるお手伝いができたらと思います。「自分に合った化粧品を知りたい」、「効果の高い化粧品を使いたい」、「美肌になりたい」など美容の悩みは人それぞれです。丁寧なカウンセリングより患者様一人ひとりに適したスキンケア方法を専門的な視点からお伝えし、皆様の綺麗のお役に立てられるよう努めて参ります。
【資格・所属】
日本皮膚科学会 皮膚科専門医 アラガンジャパン
ボトックスビスタ施注資格 アラガンジャパン
ジュビダームビスタ施注資格
【経歴】
平成24年3月 名古屋大学医学部医学科卒業
平成24年4月 名古屋掖済会病院研修医
平成26年4月 名古屋大学医学部附属病院皮膚科入局
平成30年4月 協立総合病院皮膚科 勤務
令和 3年4月 なおみ皮フ科クリニック、あすか皮フ科クリニックにて保険診療、美容診療に携わる
令和 5年4月 あんどう歯科・美容皮フ科を開業
お急ぎの場合は電話窓口まで、
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あんどう歯科・美容皮フ科
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