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高周波たるみ治療とは? 効果・仕組み・選び方を解説

「最近フェイスラインがぼやけてきた」

「頬のたるみが気になるけど、切る治療は怖い」

――そんなお悩みをお持ちの方に、近年急速に広まっているのが高周波(RF:ラジオ波)を用いたたるみ治療です。

ハイフ(HIFU)や糸リフト、ヒアルロン酸注入など、たるみ治療には様々な選択肢がありますが、高周波治療はその中でも「ダウンタイムが少なく、自然な仕上がりを目指せる」として支持を集めています。

本記事では、皮膚科専門医の立場から、高周波たるみ治療の仕組み・期待できる効果・ハイフとの違い・向いている方・リスクと注意点まで詳しく解説します。

高周波(RF)たるみ治療の仕組み RF(ラジオ波)とは何か?

高周波たるみ治療に使用されるRF(Radio Frequency/ラジオ波)とは、電磁波の一種で、皮膚に照射すると組織内で熱エネルギーに変換される性質を持ちます。この熱エネルギーが、たるみ改善のカギとなります。


たるみが改善されるメカニズム

高周波エネルギーを皮膚の深層に届けると、次のような生体反応が連鎖的に起こります。

1.コラーゲン線維の即時収縮

熱刺激によりコラーゲンが収縮し、施術直後から引き締まりを感じる場合があります。

2.線維芽細胞の活性化

熱刺激が線維芽細胞に働きかけ、新しいコラーゲンやエラスチンの産生が促進されます。

3.コラーゲンの再構築(リモデリング)

数週間~数ヶ月かけて、コラーゲンが質の良い状態に再構築されていきます。

この一連のプロセスにより、肌の深部からハリ・弾力が整い、自然な引き締まりが期待できるのが高周波治療の大きな特徴です。


高周波治療が「面」でアプローチする理由

 たるみは、顔の一部分だけで生じるものではありません。頬・口元・フェイスライン・あご下など、複数の部位が複合的に変化することで、顔全体の印象が変わっていきます。 高周波治療は、超音波治療(ハイフ)のように点状・局所的に熱を届けるのではなく、広い範囲を均一に加熱できるという特性があります。顔全体のバランスを見ながら熱を入れることで、自然で調和のとれた引き締めが実現しやすくなります。

たるみの原因を正しく理解する たるみを引き起こす複合的な要因とは

高周波治療の効果を理解するためには、まず「なぜたるみが生じるのか」を知ることが重要です。


たるみを引き起こす複合的な要因

皮膚科の観点から見ると、たるみは単一の原因ではなく、以下の複数の要素が重なって生じます。


・皮膚の弾力低下

コラーゲン・エラスチンの減少により、皮膚のテンションが失われる。

・皮下脂肪の下垂

加齢とともに脂肪を支える靭帯が緩み、脂肪が下方へ移動する。

・支持組織のゆるみ

SMAS(筋膜)や靭帯の弛緩が、皮膚全体の支持力を低下させる。

・骨格の変化

頬骨・下顎骨の骨吸収が進むことで、皮膚を支える土台が変化する。

・表情筋のバランス変化

特定の表情筋が衰えることで、顔の立体感が失われる。


つまり、たるみ治療の本質は「引っ張ること」ではなく、皮膚・皮下組織の質を整え、自然に支えられる状態を作ることにあります。高周波治療は、この「組織の質の底上げ」にアプローチする治療として位置づけられます。

高周波たるみ治療で期待できる効果 効果が実感できるまでの経過

高周波治療は、施術直後だけで完成する治療ではありません。

施術直後〜1週間:コラーゲンの即時収縮による軽度の引き締まり感

1〜2ヶ月後:コラーゲン再構築が進み、ハリ・弾力の改善を実感しやすくなる

3〜6ヶ月後:効果のピーク。肌の質感・フェイスラインの変化が最も感じやすい

「急に顔が変わらない」ことは、高周波治療のデメリットではなく、自然な仕上がりの理由でもあります。周囲に気づかれにくく、やりすぎ感の出にくい変化を好む方に適した治療です。

  • フェイスラインのもたつき改善

  • 頬、口元のたるみ軽減

  • ほうれい線、マリオネットラインの改善

  • 肌のハリ・弾力の回復

  • 肌質・キメの改善

  • 二重あごの改善

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高周波とハイフ(HIFU)の違い 仕組みと特性は大きく異なる

たるみ治療を検討する際、高周波治療と並んでよく挙がるのがハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)です。

どちらも「切らないたるみ治療」ですが、仕組みと特性は大きく異なります。


【高周波治療(RF)の特徴】

・使用エネルギー:高周波(ラジオ波)

・熱の届け方:広い範囲を均一に加熱

・アプローチ層:皮膚〜皮下組織

・引き締めの特性:肌全体の質を整えながら引き締め

・痛みの傾向:比較的マイルド

・向いている方:自然なケアを継続したい方、肌質も整えたい方


【ハイフ(HIFU)の特徴】

・使用エネルギー:超音波

・熱の届け方:深い層にピンポイントで熱を集中

・アプローチ層:皮膚〜SMAS(筋膜)層

・引き締めの特性:強い引き上げ効果が期待できる

・痛みの傾向:部位によって強い痛みを感じやすい

・向いている方:より強いリフトアップを希望する方


どちらを選ぶべきか 「ハイフが優れている」「高周波の方がよい」という絶対的な答えはありません。

たるみの程度・脂肪の量・肌質・希望する変化の大きさによって、適した治療は変わります。

高周波治療が特に適しているのは、ハイフの痛みが苦手な方、ハイフ後のメンテナンスとして続けたい方、脂肪が少なくこけやすい方、肌質も同時に整えたい方、少しずつ自然に若々しくなりたい方です。

一方、顔全体に強い引き上げ効果を求める場合や、SMAS層の弛緩が顕著な場合は、ハイフが第一選択になることもあります。どちらの治療が適切かは、医師による診断に基づいて判断することが重要です。

高周波たるみ治療におけるリスク

事前に確認することが大切

主なリスク・副作用

 高周波治療は比較的ダウンタイムが少ない治療ですが、熱エネルギーを使用する以上、以下のリスクについて事前に理解しておく必要があります。


✔︎赤み・熱感:施術後数時間〜翌日に生じることがあります。多くは一時的なものです。

✔︎むくみ:一時的に顔がむくんだように感じることがあります。

✔︎痛み・違和感:照射中・照射後に感じる場合があります。

・やけど:適切でない出力・照射角度の場合にリスクが高まります。

✔︎脂肪層への過度な熱影響:設定が強すぎると、必要な脂肪まで減少することがあります。


リスクを最小化するためには、医師が皮膚の状態・脂肪量・たるみの程度を正確に診断したうえで、照射設計を個別にカスタマイズすることが不可欠です。特に、皮膚が薄い方、脂肪が少なくこけやすい方、赤みが出やすい敏感肌の方、骨に近い部位(こめかみ・目周りなど)のたるみが気になる方は、照射設計に注意が必要です。

高周波治療で効果を高めるための日常ケア 施術後のスキンケアが大切

特に意識したいポイントを解説

・紫外線対策

紫外線はコラーゲン分解を促進します。日焼け止めの使用は必須です。

・保湿ケア

肌のバリア機能を保つことで、コラーゲン産生環境を整えます。

・急激な体重変化を避ける

体重の急増減は皮膚のたるみを悪化させることがあります。

・定期的なメンテナンス

高周波治療は継続することで効果を維持しやすくなります。

・禁煙

喫煙はコラーゲンの産生を阻害し、たるみを促進させる要因の一つです。


他の治療との組み合わせ たるみの状態や原因によっては、高周波治療単独よりも、ヒアルロン酸注入(ボリュームロスによるたるみ感の補正)、ボトックス注射(表情筋のバランス調整によるたるみの予防)、ハイフ(より強いSMAS層へのアプローチ)、スキンケア治療(肌質の底上げと治療効果の維持)との組み合わせがより効果的な場合があります。

記事監修

ドクターからメッセージ

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皮膚科医 安藤かおり

高周波たるみ治療は「肌の土台を整える」治療

高周波(RF)たるみ治療は、肌の深部に熱エネルギーを届けることで、コラーゲンの収縮・再構築を促し、内側から自然な引き締まりを目指す治療です。

急に顔を変えるのではなく、時間をかけて肌の質を底上げしていく――この特性こそが、「自然な若返り」を求める多くの方から支持される理由です。

ただし、同じ機械を使っても、誰がどのように照射設計を行うかによって効果と安全性は大きく変わります。正しい診断・個別の照射設計・医師による施術が、理想的な結果に不可欠です。 「フェイスラインが気になってきた」「自然にハリを取り戻したい」とお感じの方は、まずは専門の医療機関でのカウンセリングから始めてみてください。

あんどう歯科・美容皮フ科では、「やりすぎない自然な若返り」を大切に、医師がたるみの状態を診断したうえで高周波治療(セリニュー)を行っています。 名古屋市昭和区・御器所周辺で高周波たるみ治療をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療方針については担当医にご相談ください。

名医のチョイス

ヒアルロン酸注入の名医として紹介されました。

「名医のチョイス」から取材を受け、ヒアルロン酸注入の名医として紹介されました。ヒアルロン酸注入をはじめとする当院が行う美容医療についてわかりやすく解説しております。

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信頼できる医療情報サイト。名古屋市のヒアルロン酸注射・注入 おすすめしたい医院として紹介されました。当医院の特徴などをまとめた記事を掲載していただいております。

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