記事監修
皮膚科医師 安藤かおり
シミができると、外見が年を取ったように見えたり、肌がくすんでいるように見えるため、鏡を見るのが嫌になることがあります。シミは年齢とともに現れることが一般的ですが、個人によってシミの発生傾向には違いがあります。この記事では、シミができやすい人の特徴やシミを予防する方法について説明します。もし自分がシミができやすいかどうか気になる方は、ぜひ参考にしてください。
シミができる原因
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シミの正体は、体内にメラニンが蓄積して色素沈着したものです。メラニンは、肌を外部刺激から保護する色素で、メラノサイト細胞によって生成されます。通常、メラニンは肌のターンオーバーと共に排出され、問題を起こしません。しかし、うまく排出されないとメラニンが体内に留まり、シミを形成してしまうのです。
CHECK!
シミができやすい人の特徴
シミができやすい人にはいくつかの特徴があります。たとえば、生まれつきシミができやすい体質の人や不規則な生活を送る人、肌の色が白い人はシミができやすい傾向があります。また、糖分や脂質の摂取が過剰な場合も、シミの発生を促す可能性があります。
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POINT01
シミができやすい体質・遺伝
シミのできやすさは、体質や遺伝に関連しています。特に、そばかすや後天性真皮メラノサイトーシスなどの皮膚状態は、親から子供へ遺伝する可能性があります。ただし、成長に伴いそばかすが薄くなったり目立たなくなったりすることもあります。
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POINT02
生活習慣が乱れている
不規則な生活習慣を持つ人や健康状態が悪い人は、活性酸素が増加する傾向があります。活性酸素は通常の酸素よりも反応性が高いもので、体内の免疫機能や感染を防ぐ役割がありますが、過剰に生成されると細胞に悪影響を及ぼし、老化やシミの原因になります。ストレス、寝不足、喫煙などは活性酸素の増加要因となるため、これらに注意が必要です。
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POINT03
メラニンが排出されにくい
肌は定期的にターンオーバーを行い、約28日周期で古い細胞が新しいものに置き換わります。メラニンも古い細胞とともに排出される仕組みです。しかし、肌が乾燥しているとターンオーバーが乱れ、メラニンが排出されにくくなります。この結果、メラニンが体内に残り、色素沈着が生じてシミとして表れる可能性があります。肌の水分を保つためにスキンケアや適切な水分摂取が重要です。
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POINT04
肌の色が白い
メラニンは紫外線や外部刺激から肌を守るために生成される色素です。肌の色が白い人は、通常、メラニンが少ない傾向があります。したがって、紫外線を浴びると、メラニン生成が活発になり、シミが形成されやすくなります。
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POINT05
糖分や脂質の摂りすぎ
甘いお菓子や脂っこい食事は、糖分や脂質が多く含まれています。これらを過剰に摂取すると、細胞の老化が進み、シワやシミ、たるみなどの肌の問題が生じる可能性があります。バランスの取れた食事と摂取量の調整が重要です。
シミの種類 シミは大まかに6つの種類に分類されます。
それぞれが異なる特徴や発生年齢を持っています。
老人性色素斑
・円形のシミ
・30代からできる傾向がある
・年齢とともに色の濃さが変わることも
色素沈着
・皮膚が炎症した後にできる
・年齢に特に関係なく発生する
・自然に消える可能性が高い
肝斑
・目元や頬骨周辺に左右対称のシミができる
・30代から40代の人に多い
・閉経後に薄くなることもある
そばかす
・目元から頬骨周辺に小さなシミが多数出現
・10代から発症することもある
・紫外線の強さによって色の濃さが変化する
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
・おでこの両側や頬骨周辺にまとまって発生
・10代から30代で現れる
・真皮層にメラニンが蓄積してできる
脂漏性角化症
・イボのような形状や平たい形状がある
・30代からできる傾向がある
・老人性色素斑が悪化して脂漏性角化症に進行することもある
シミを予防する方法
シミを予防するためには、以下の方法が役立ちます
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# 01
毎日UVケアをする
紫外線は年中降り注ぎます。外出時は日焼け止めクリームを使用し、帽子、サングラス、日傘などで肌を保護しましょう。
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# 02
肌のターンオーバーを整える
肌の正常なターンオーバーを促進するために、スキンケア製品を使用し、肌を保湿しましょう。規則正しい生活もターンオーバーに影響を与えます。
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# 03
適切な栄養を摂る
ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEなどのビタミンや栄養素を食事やサプリメントから摂取しましょう。これらはアボカド、ほうれん草、トマト、キウイ、レモン、オレンジなどの食品に多く含まれています。
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あんどう歯科・美容皮フ科
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