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糸リフトはどこに入れる?

専門医が詳しく解説

糸リフトを検討するとき、「実際にどこに糸を入れるの?」という疑問を持つ方は少なくありません。切らずにたるみを改善できる糸リフトは、挿入する位置や方向によって仕上がりが大きく変わります。こめかみや耳の周辺から挿入して頬やフェイスラインを引き上げるのが基本ですが、ほうれい線やマリオネットライン、顎下など、改善したい悩みによって最適な挿入位置は異なります。本数や角度の設計も効果を左右する大切な要素です。

本記事では、糸リフトの挿入位置について悩み別に詳しく解説するとともに、必要な本数の目安や失敗を避けるためのポイントまで網羅的にお伝えします。

糸リフトの基本的な挿入位置と仕組み 糸リフトの基礎知識

糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮膚の内側に挿入してたるみを物理的に引き上げる施術です。一般的には、こめかみ周辺や耳の後ろ付近の生え際から極細の針を使って糸を挿入し、頬やフェイスラインに向かって皮下脂肪層へ通していきます。糸には「コグ」と呼ばれるトゲ状の突起がついており、これが皮下組織に引っかかることで肌を持ち上げた状態を固定します。挿入口は髪の毛に隠れる部分に作られるため、傷跡が目立つ心配はほとんどありません。また、糸を通す層は真皮の深い部分から皮下脂肪層にかけての範囲が中心で、この深さに適切に入れることで自然なリフトアップ効果が得られます。

悩み別に解説 糸リフトをどこに入れるべき?

  • ほうれい線を改善したい場合の挿入位置

    ほうれい線を目立たなくするには、頬の脂肪が下垂している部分を斜め上方向へ引き上げる必要があります。具体的には、こめかみ付近から糸を挿入し、頬骨の下を通過して鼻の横あたりまで糸を配置していきます。ほうれい線は「線」ではなく「面」として捉える必要があるため、1本の糸では十分な効果が得られにくいのが現実です。片側あたり3本程度を目安に、並行して複数本入れることで面全体を支え、自然なリフトアップを実現できます。ただし、ほうれい線の付け根部分は糸だけでは改善しにくいケースもあり、その場合はヒアルロン酸注入との併用が検討されます。

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  • フェイスラインのたるみを改善したい場合の挿入位置

    フェイスラインのもたつきを解消したい場合は、頬から顎にかけてのラインを引き上げるデザインが基本です。こめかみや耳の前方から糸を挿入し、頬を斜め上方向へ、フェイスラインは上方向へ引き上げるように配置します。輪郭をシャープに見せるには、複数の方向から糸を入れて立体的に引き上げることが効果的です。片側3〜4本を目安に、顎のラインに沿って均等に配置することで、自然で引き締まった印象に仕上がります。口元から顎にかけてのもたつきが強い場合は、本数を増やしてしっかり支えることが推奨されます。

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  • マリオネットラインを改善したい場合の挿入位置

    口角の外側から顎に向かって伸びるマリオネットラインは、頬の脂肪が口元に集まることで生じます。この悩みに対しては、口角付近のたるみをこめかみ方向へ引き上げる挿入デザインが効果的です。マリオネットラインに対しては片側2〜3本程度が目安となり、ほうれい線へのアプローチと組み合わせるケースが多くみられます。口元は日常的に動きが多い部位であるため、伸縮性のある糸を選ぶことで違和感が軽減されます。また、マリオネットラインが深く刻まれている場合は、ヒアルロン酸注入で溝を埋める方法を併用すると、より満足度の高い結果につながります。

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  • 顎下のたるみを改善したい場合の挿入位置

    二重顎や顎下のたるみが気になる場合は、フェイスラインとは別に顎下専用のアプローチが必要です。耳の下付近から糸を挿入し、顎下の皮下脂肪を斜め上方向へ引き上げるように配置します。片側2〜3本程度が目安ですが、たるみが強い場合や脂肪量が多い場合は本数を増やすか、脂肪溶解注射などとの併用が検討されます。顎下は皮膚が比較的柔らかく伸びやすい部位であるため、糸だけでなく複合的なアプローチによって効果が持続しやすくなります。


    顎下

糸リフトに必要な本数と入れ方のポイント


糸リフトの効果は、挿入する本数と入れ方のデザインによって大きく変わります。少なすぎると効果が物足りず、多すぎるとダウンタイムが長引くこともあるため、適切なバランスを知っておくことが大切です。

  • 基本となる本数の目安と考え方


    糸リフトの基本的な本数は、片側あたり3〜6本、両側合わせて6〜12本が標準的な目安とされています。たるみが軽度であれば片側3本程度でも十分な効果が期待できますが、しっかりとしたリフトアップを望む場合は片側6本以上を推奨するクリニックが多いです。ポイントは、引き上げたい「面」を複数の糸で支えるという発想です。1本の糸で1点を支えるだけでは不自然なヨレが生じやすく、本数を増やして均等に負荷を分散させることで滑らかな仕上がりになります。年齢や肌質、たるみの程度によって最適な本数は異なるため、カウンセリングで医師と相談しながら決めましょう。

  • 挿入方向と角度が効果を左右する


    糸を入れる方向や角度も仕上がりに大きく影響します。たとえば、ほうれい線を改善したい場合は斜め上方向への牽引が基本ですが、フェイスラインは真上に近い方向で引き上げることでシャープな輪郭が作りやすくなります。また、糸を入れる角度によっては皮膚表面にボコつきが出やすくなることもあるため、医師の技術と経験が問われる部分です。糸をどの層に入れるかも重要で、浅すぎると糸が透けて見えたり飛び出すリスクがあり、深すぎると効果が弱まる傾向があります。

  • 複数方向へのデザインで自然な仕上がりに


    顔は立体的な構造をしているため、一方向だけに糸を入れても理想的な仕上がりにはなりにくいです。頬は斜め上、フェイスラインは上方向というように、2方向以上のベクトルで引き上げることで自然な立体感が生まれます。さらに、ヒアルロン酸注入などで前方向にふくらみを出すと、より若々しい印象を演出できます。複数の悩みがある場合は、それぞれの部位に適した方向で糸を配置するオーダーメイドのデザインが重要です。

糸リフトの挿入位置に関する失敗例と回避策

糸リフトは効果的な施術ですが、挿入位置や技術によっては期待した結果が得られないこともあります。失敗を避けるために、よくあるトラブルとその対策を知っておきましょう。

  • 挿入位置が浅すぎる・深すぎる場合のリスク

    糸を入れる層が適切でないと、さまざまなトラブルが起こりえます。浅すぎる位置に挿入した場合は、糸が皮膚表面に透けて見えたり、時間の経過とともに糸が飛び出してしまうリスクがあります。一方、深すぎる位置に入れてしまうと、コグが組織にしっかり引っかからず、期待したリフトアップ効果が得られないこともあります。また、SMAS層を傷つけてしまうと、将来的に切開リフトを検討する際に支障が出る可能性も指摘されています。

  • 本数不足による効果の限界

    予算の関係で少ない本数で施術を受けた結果、効果をほとんど実感できなかったという声は少なくありません。少ない本数で無理に引き上げようとすると、1本あたりの負荷が大きくなり、引きつれや不自然な仕上がりにつながるケースがあります。また、引き上げたい範囲に対して本数が足りないと、部分的にしか効果が出ずにアンバランスになることも考えられます。効果と予算のバランスを考慮しつつ、必要な本数を医師としっかり話し合うことが大切です。

  • 信頼できる医師選びの重要性

    糸リフトは医師の技術と経験によって仕上がりが大きく左右される施術です。どこに何本入れるか、どの角度でどの層に挿入するかはすべて医師のデザイン力にかかっています。形成外科や美容外科の専門医資格を持ち、解剖学的な知識を備えた医師を選ぶことが安心につながります。また、症例写真を確認したり、カウンセリングで疑問点を解消してから施術を決断することをおすすめします。

糸リフトと他施術の組み合わせで効果を高める方法


糸リフト単独でも十分な効果が期待できますが、他の施術と組み合わせることでより理想的な仕上がりを目指せます。たとえば、深く刻まれたほうれい線やマリオネットラインにはヒアルロン酸注入を併用することで、糸で引き上げきれない溝を埋めて自然に目立たなくできます。顎下に脂肪が多い場合は脂肪溶解注射と組み合わせることで、糸の引き上げ効果がより発揮されやすくなります。また、高周波治療やハイフとの併用も人気があり、SMAS層を引き締めてから糸リフトを行うと、リフトアップ効果が長持ちするといわれています。エラの張りが気になる方はボトックス注射との組み合わせも選択肢となります。施術の順番や組み合わせはカウンセリングで相談し、自分の悩みに合った最適なプランを検討しましょう。

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あんどう歯科・美容皮フ科は、名古屋市昭和区にある荒畑駅から徒歩数分のクリニックです。患者さまのライフスタイルに寄り添った包括的なケアを行っています。院内は白を基調とした清潔感ある空間で、診察室もすべて個室。専門医による丁寧なカウンセリングから施術、術後フォローまで安心して任せられる体制が整っています。名古屋で糸リフトを検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

記事監修

ドクターからメッセージ

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皮膚科医 安藤かおり

糸リフトを受けていただく糸リフトはどこに入れる?まとめ

糸リフトの挿入位置は、こめかみや耳周辺から頬・フェイスラインへ向けて糸を配置するのが基本です。ほうれい線、マリオネットライン、フェイスライン、顎下など、改善したい部位によって最適な位置や方向は異なり、それぞれに適した本数と角度でデザインすることが仕上がりを左右します。片側3〜6本を目安に、複数方向から立体的に引き上げることで自然なリフトアップが実現できます。挿入位置が浅すぎたり深すぎたりすると効果が十分に発揮されないため、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが何より大切です。ヒアルロン酸やハイフなど他の施術との組み合わせも視野に入れながら、カウンセリングで自分に合った治療プランを相談してみてください。

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