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糸リフトで痛みはある?

施術前に知っておきたいポイントと対策

「たるんだフェイスラインを引き上げたい」「メスを使わずにリフトアップしたい」そんな願いを叶える美容医療として注目されている「糸リフト」。手軽に若々しい印象を目指せると人気ですが、「糸を入れるって、痛くないの?」「施術後の痛みはどのくらい続くの?」といった、痛みに対する不安の声もよく聞かれます。 本記事では、糸リフト施術に伴う痛みについて詳しく解説していきます。痛みへの不安がある方は、納得して施術を受けるための判断材料としてお役立てください。

糸リフト痛い?

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糸リフト痛い?

糸リフトはメスを使わずにリフトアップ効果が得られる施術として人気ですが、「痛みが心配で迷っている」という方も多いでしょう。ここでは、糸リフト施術は痛みについて紹介します。

糸リフトとは?

糸リフトとは、医療用の特殊な糸を皮下の組織に挿入し、その糸の力でたるんだ皮膚や組織を引き上げる治療法です。「スレッドリフト」とも呼ばれます。糸には、コグ(トゲのようなもの)が付いているタイプや、メッシュ状になっているタイプなど様々な種類があり、目的や部位、医師の判断によって使い分けられます。 メスを使わないため、切開を伴うリフトアップ手術に比べてダウンタイムが短く、比較的気軽に受けられるのが特徴ですが、針を刺し、皮下に異物である糸を挿入するプロセスには、ある程度の痛みが伴う可能性があります。

糸リフトが「痛い」と言われる理由

糸リフトが痛いとされる最大の理由は、皮膚の下に糸を通すという物理的な刺激によるものです。 特に、針を刺す瞬間や糸を引き上げる際の引っ張られる感覚に痛みを覚える人が多くいます。

また、糸が皮膚の中で固定されることによる突っ張りや圧迫感が、鈍い痛みや違和感として現れることもあるでしょう。

さらに、麻酔の効き具合や個人の痛覚の違いによって感じ方は異なります。 施術後には、麻酔が切れた後のジンジンとした痛みや、糸が挿入されていることによる違和感、引きつれ感、圧痛(押すと痛む)などがあります。特に、施術直後から数日間は、顔を動かしたり、口を大きく開けたりした際に痛みを感じやすいかもしれません。

糸リフトの施術中の痛みはどれくらい?

施術中の痛みが最も気になる点かもしれません。実際のところ、どの程度の痛みなのでしょうか。

施術中の痛みは我慢できるレベル?

糸リフトの施術は、通常、麻酔を使用して行われます。そのため、麻酔がしっかりと効いていれば、施術中に強い痛みを感じることは少ないと言われています。多くの場合、「チクッとする感じ」「何かが入ってくる感覚」「引っ張られる感じ」といった程度で、我慢できるレベルであったと感じる方が多いようです。 ただし、痛みの感じ方には非常に個人差があります。骨格や脂肪のつき方、痛みに敏感かどうか、その日の体調、そして精神的な緊張なども痛みの感じ方に影響します。


麻酔の効き目

糸リフトでは基本的に局所麻酔が使用されるため、施術中の強い痛みは抑えられます。ただし、麻酔が完全に効く前や、効果がやや弱い部位に挿入する際は、一瞬ピリッとした刺激を感じることもあります。 また、麻酔自体の注射が苦手な人にとっては、その瞬間の痛みが一番辛いと感じることも。逆に、麻酔がしっかり効いていれば、施術中の痛みはほとんど気にならないという人も多くいます。痛みに対して不安が強い場合は、事前に医師にしっかり相談しておくことが大切です。

糸リフトの施術後の痛みとダウンタイムの過ごし方

施術が無事に終わっても、麻酔が切れてくると施術後の痛みが出てきます。ここでは、ダウンタイム中の痛みの経過や過ごし方について見ていきましょう。

術後の痛みはいつまで続く?

施術後の痛みのピークは、多くの場合施術当日から翌日にかけて訪れます。皮膚の下に糸を通すという施術の性質上、引っ張られるような鈍い痛みや、表情を動かしたときの違和感が出ることがあります。 ただし、その痛みは日常生活を大きく妨げるほど強いものではなく、2~3日でかなり和らいでくるケースがほとんどです。中には1週間ほど軽い張り感や圧痛が残る方もいますが、それも徐々に消失していくのが一般的です。無理をせず安静に過ごすことが、痛みを早く落ち着かせるコツといえるでしょう。


腫れ・内出血との違いと見分け方

痛みとあわせて気になるのが、腫れや内出血といった外見の変化です。これらは施術後の正常な反応であり、痛みとは異なる感覚で現れます。腫れは軽くむくんだような膨らみが見た目にもわかりやすく、主に施術部位周辺に集中します。 内出血は皮膚の下に滲んだ血液が原因で、青紫色や黄色っぽい色味としてあざのように現れます。いずれも数日〜1週間ほどで自然に回復していくことが多く、強い痛みや赤み、熱感を伴う場合は医師に相談が必要です。正しく見分けて、慌てずに対処することが大切です。


ダウンタイム中にやってはいけない行動

施術後の痛みや腫れを長引かせず、糸リフトの効果を保つためには、ダウンタイム中の過ごし方が重要です。特に、口を大きく開ける動作(あくび、硬い食事、歯科治療など)は、糸に負担がかかるため1ヶ月程度は控えましょう。また、顔のマッサージや強くこする行為は、糸のずれや炎症を引き起こす可能性があるため避けてください。 洗顔やスキンケアも優しく行うことが大切です。激しい運動や長時間の入浴、サウナ、飲酒といった血行を促進する行為は、腫れや内出血を悪化させる可能性があるため、術後1週間程度は控えましょう。

糸リフトで特に痛みを感じやすい部位は?

糸リフトは顔全体にできる施術ですが、部位によって痛みの感じやすさが異なります。ここでは、特に痛みを訴える人が多い箇所に焦点を当て、その理由や特徴を詳しく解説します。

  • こめかみ周辺

    こめかみは顔の中でも皮膚が薄く、神経や血管が多く集まる敏感な部位のため、糸を挿入する際にチクッとした痛みを感じやすいエリアです。また、糸を固定するためのアンカーとしてこめかみ付近に糸を留めるケースも多く、施術後に圧迫感や鈍い痛みが残ることがあります。 顔の表情を動かしたときや、髪を引っ張った際に違和感を覚えるのもこの部位の特徴です。時間の経過とともに落ち着いていくものの、数日間は注意して生活しましょう。

  • 頬・フェイスラインの突っ張り感

    頬からフェイスラインにかけてのエリアは、たるみを最も強く感じやすい部位であり、糸リフトの中心的なターゲットになります。そのため、引き上げの力が強くかかることで、術後に突っ張ったような感覚や圧迫されるような痛みが出やすくなります。 笑ったり会話をしたりといった日常的な動作でも筋肉が刺激され、違和感を覚える場合がありますが、これは糸がしっかりとリフト効果を発揮している証拠でもあります。時間とともに皮膚が馴染んでいくため、経過観察が大切です。

  • エラやアゴ下の鈍痛・違和感

    エラやアゴ下の部分は、骨の近くを通るため皮膚に余裕がなく、糸による物理的な刺激が伝わりやすい部位です。特に、横を向いたときやうがいをしたときなど、首やアゴを動かす際にズキッとするような鈍い痛みを感じることがあります。 また、ここは皮膚の厚みや脂肪量に個人差が大きく、痛みの強さも人によって異なります。場合によっては違和感が1〜2週間続くこともありますが、ほとんどの場合は次第に気にならなくなります。

糸リフトの痛みを軽減する方法

糸リフトの痛みは、工夫次第で軽減できます。不安を抱えたまま施術に臨むのではなく、事前準備からアフターケアまでをしっかり行うことで、痛みを最小限に抑えることが可能です。ここでは、痛み対策を具体的に紹介します。

  • 施術前にできる痛み対策


    痛みを和らげるためには、信頼できる医師やクリニックを選ぶことが第一のポイントです。施術経験が豊富な医師は、痛みに配慮した挿入技術や麻酔の使い方を熟知しており、患者の不安にも丁寧に応えてくれます。 また、施術前は十分な睡眠をとり、体調を整えることで痛みの感じ方にも差が出ます。緊張が強いと痛みに敏感になりやすいため、リラックスした状態で施術を受けることが、体への負担を減らすコツです。カウンセリングで痛みに関する不安を素直に伝えることも、安心感につながるでしょう。


  • 施術後に効果的なセルフケア


    術後の痛みを最小限に抑えるには、冷却がとても効果的です。氷や冷却パックで患部を軽く冷やすことで、炎症や腫れを抑え、痛みの感覚も和らぎます。ただし、強く圧迫するのは逆効果なので注意が必要です。ま た、処方された鎮痛薬は我慢せずに指示通り服用することも大切です。痛みがあるからといって顔を頻繁に触るのは避け、無理に表情を作らず、安静に過ごすことで回復が早まります。食事や睡眠などの生活習慣も整えることで、体の自然治癒力が高まり、結果的に痛みも早く引いていくでしょう。


  • 痛みに弱い人はどうする?医師への相談ポイント


    特に痛みに弱いと自覚している方は、カウンセリングの段階で必ずその旨を医師に伝えましょう。「痛みがとても心配です」と正直に話すことで、医師もより配慮してくれるはずです。相談する際のポイントとしては、どのような麻酔が選択できるか、麻酔の効果や安全性、万が一施術中に強い痛みを感じた場合の対応などを具体的に質問すると良いでしょう。


痛みが強すぎる場合の対処法

糸リフトの術後に想定以上の強い痛みを感じた場合は、無理をせず速やかに施術を受けたクリニックへ相談することが大切です。腫れや赤み、熱を帯びたような感覚を伴っている場合、炎症や感染症のリスクも考えられます。自己判断で市販の痛み止めを追加したり、顔を冷やしすぎたりすることで、かえって症状を悪化させるケースもあるため注意が必要です。

記事監修

ドクターからメッセージ

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皮膚科医 安藤かおり

まとめ

糸リフトは、メスを使わずにたるみを改善できる魅力的な施術ですが、「痛み」に対する不安が伴うことも事実です。施術中はある程度の痛みを感じる可能性がありますが、適切な麻酔を使用することでコントロール可能です。施術後の痛みも、通常は数日から1週間程度で落ち着き、痛み止めや適切なアフターケアで対応できます。 痛みを感じやすい部位や、ダウンタイム中の注意点を理解し、施術前から体調を整え、医師に不安を相談することが大切です。特に痛みに弱い方は、麻酔方法などを事前にしっかり確認しましょう。万が一、痛みが異常に強い場合は、すぐにクリニックに相談してください。

名医のチョイス

ヒアルロン酸注入の名医として紹介されました。

「名医のチョイス」から取材を受け、ヒアルロン酸注入の名医として紹介されました。ヒアルロン酸注入をはじめとする当院が行う美容医療についてわかりやすく解説しております。

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