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ヒアルロン酸でリフトアップ 効果・副作用・費用を徹底解説

美容医療の進化により、「切らないリフトアップ」として注目を集めているのがヒアルロン酸注射です。特に顔のたるみやフェイスラインのもたつきに悩む方から、「自然に若返りたい」「ダウンタイムが少ない方法が知りたい」といった声が多く寄せられています。でも実際にヒアルロン酸で本当にリフトアップできるのか、気になりますよね。本記事では、注入方法や薬剤の種類、他施術との違い、費用、安全性まで、施術前に知っておきたいリアルな情報を徹底解説していきます。

ヒアルロン酸でリフトアップできるって本当?

「ヒアルロン酸=シワ取り」というイメージを持っている方は多いかもしれませんが、実は最近では“たるみを引き上げる”目的で使われることも増えています。ヒアルロン酸を単に凹みに入れるのではなく、顔全体のバランスを考えて注入することで、フェイスラインや頬のもたつきを自然にリフトアップできるのです。しかもメスを使わないためダウンタイムが短く、仕上がりも柔らかくナチュラル。こうした特長が、美容医療初心者にも選ばれる理由になっています。

ヒアルロン酸注入によるリフトアップのメカニズム ヒアルロン酸によるリフトアップは、ただの注入ではなく、顔全体の構造を理解した上で「支える・補強する」アプローチが重要になります。ここでは、仕組みや注入の違いを詳しく見ていきましょう。

深層へのヒアルロン酸注入で支えるリフトアップ効果

   リフトアップ目的のヒアルロン酸注射は、皮膚のすぐ下ではなく、骨の近くの深い層に注入されることが多いです。この層にしっかりと硬めのヒアルロン酸を注入することで、下がった皮膚や脂肪を「持ち上げる土台」が形成されます。まるで顔のインナーフレームを整えるようなイメージです。表面的な変化だけでなく、構造的に支えることで、より自然で持続的なリフトアップが可能になります。特に頬やこめかみ、あごのラインなどに用いられます。


浅層注入との違いとリフトアップ目的の使い分け

   浅い層への注入は、シワの改善やふっくらした印象を出すのに適していますが、リフトアップには限界があります。リフトアップ効果を狙うなら、深層に硬さのあるヒアルロン酸を用いて、顔全体の重心を引き上げる必要があります。ただし、浅層注入でもフェイスラインの微調整や肌のハリ感向上には有効です。目的に応じて層を使い分けることが、自然で効果的な仕上がりにつながるのです。どちらも必要に応じて併用されることが多い施術です。


部位別のヒアルロン酸注入で変わるリフトアップの印象

   ヒアルロン酸でのリフトアップは、注入する部位によって見た目の印象が大きく変わります。たとえば、頬骨上に注入すれば頬が持ち上がり若々しくなり、あご先に入れるとフェイスラインが引き締まり、小顔効果も期待できます。また、こめかみや口角周りに少量注入することで、顔全体が明るく引き締まった印象に変化します。重要なのは“どこに・どれだけ”入れるか。医師の診断と技術によって、ナチュラルなリフトアップが実現できるのです。

ヒアルロン酸製剤の種類とリフトアップ効果の違い

ヒアルロン酸とひとことで言っても、その種類や性質はさまざま。リフトアップを目的とする場合は、製剤ごとの「硬さ」や「持続期間」が仕上がりに直結します。ここでは注入に使われる代表的な製剤の特徴や選び方について解説します。

  • 硬さ・持続性の違いがリフトアップに与える影響

    ヒアルロン酸製剤には、やわらかく皮膚になじみやすいタイプから、しっかりと形を保つ硬めのタイプまで、用途に応じたバリエーションがあります。リフトアップ目的で使われるのは、比較的硬めで弾性の高い製剤。これにより、皮膚や脂肪を支える“土台”としての役割を果たし、長期間の引き上げ効果が期待できます。やわらかい製剤を使うと、仕上がりがぼやけたり、効果が短期間で薄れる可能性があるため、目的に応じた使い分けが重要です。

  • リフトアップに使われる代表的なヒアルロン酸製剤

    リフトアップに多く使われるのは、アラガン社の「ジュビダーム ボリューマXC」「ボラックスXC」など、厚生労働省に承認された製剤です。これらは硬さ・持続性ともに高く、フェイスラインや頬骨などの構造的な支えに適しています。また、韓国製の「YVOIRE(イボアール)」や「テオシアル リデンシティ」なども一定の人気がありますが、安全性や持続効果に差が出る場合もあるため、選定には慎重さが求められます。

  • ヒアルロン酸製剤の選び方と医師の相談ポイント

    製剤選びは施術効果を左右する大切な要素ですが、自分で選ぶのは難しいもの。だからこそ重要なのが、施術前のカウンセリングです。希望する仕上がりや顔の骨格・皮膚の厚みなどを総合的に判断し、最適な製剤を提案してくれる医師を選ぶことが大切です。また、「承認された薬剤か」「持続期間はどれくらいか」「過去にアレルギー歴がないか」など、気になる点を遠慮なく相談することも、安全な施術につながります。

ヒアルロン酸リフトアップの症例紹介:30代女性の治療例

 実際に安藤かおり先生の治療を受けた患者様の症例写真を紹介します。治療前と治療後の比較を通じて、どのように改善するか、具体的な結果を確認できます。

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30代、女性

・目元のクマ

・ほうれい線

・顔のたるみ

・老け顔を改善したい


 <行ったご提案・治療内容>

 涙袋の下側に脂肪の膨らみがありクマが疲れた印象を与えていました。 頬のチークトップが下がっておりほうれい線が目立っていました。 元々顔の小さい方で顔を上顔面・中顔面・下顔面と3分割してみた時に下顔面が短いタイプの方です。

 目元のくまとほうれい線を改善するために中顔面を中心にボリューマと言われる少し硬めのヒアルロン酸を4本注入し、土台を整えてから目の下にはボルベラと言われる柔らかいヒアルロン酸を1本注入しました。 その後、下顔面に対してボリューマを1本注入しています。

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術後の経過・現在のご様子

目元のクマ、ほうれい線、顔のたるみが改善し、顔全体がリフトアップしています。元々、頬のボリュームがあり、年齢とともに重心が下がったことで、ほうれい線が目立ってしまったと考えられます。今後は、ほうれい線に被さった脂肪を減らす治療を追加するとさらなる改善が期待できます。


〈副作用〉

・内出血

・むくみ

・施術後の赤み

・アレルギー


治療費:300,000円(税抜、モニター料金)

ヒアルロン酸のリフトアップと他の美容施術の相性

ヒアルロン酸注射は単体でも効果を発揮しますが、他の施術と組み合わせることで、より高い満足度が得られることもあります。ここでは代表的な施術との併用例や、それぞれの相乗効果について紹介します。

HIFUとの組み合わせで得られるWリフト効果

   HIFU(高密度焦点式超音波)は、皮膚の深部であるSMAS層にアプローチするリフトアップ施術。ヒアルロン酸注射では届かない深層の引き締めができるため、併用することで“中から支えて外から整える”Wのリフト効果が期待できます。たるみの進行度が強い場合や、よりシャープな輪郭を目指す方におすすめです。ただし同日に行うのは避けるケースが多く、適切な間隔を空けることが安全な施術には欠かせません。


糸リフトとヒアルロン酸注入の違いと相乗効果

   糸リフトは皮下に溶ける特殊な糸を挿入し、物理的に皮膚を引き上げる施術です。ヒアルロン酸注射とは異なり、即時性と引き上げ力に優れていますが、ボリューム調整や輪郭の立体感は苦手な面も。そこを補うのがヒアルロン酸の役割です。両者をうまく組み合わせることで、立体的かつ自然な仕上がりが可能になります。ただし、ダウンタイムや費用が増えるため、目的に応じた判断が必要です。


ボトックスとの併用でより自然なリフトアップを実現

   ボトックス注射は表情筋の動きを抑えることでシワやたるみを改善します。これにより、ヒアルロン酸で物理的に支えた部位に余計な力が加わらず、リフトアップ効果が持続しやすくなるというメリットがあります。また、眉間や目尻など細かいシワへのアプローチが得意なボトックスは、ヒアルロン酸との補完関係が良好です。ナチュラルでバランスの取れた若々しさを求める方にとって、併用は非常に有効な選択肢となります。

ヒアルロン酸リフトアップの施術の流れと注意点

実際にヒアルロン酸でリフトアップを受ける際には、どのような流れで進むのか、どんな点に注意すべきかを把握しておくことが大切です。ここでは施術当日の流れや副作用のリスクについても詳しく解説します。


ヒアルロン酸注射の施術ステップと所要時間

   施術は基本的に短時間で完了します。初回は医師とのカウンセリングから始まり、顔の構造や表情の癖を見ながら注入部位と使用量が決定されます。必要に応じて麻酔クリームを使用し、実際の注入は10〜20分ほど。痛みはチクっとする程度で、我慢できる範囲です。施術後はすぐにメイクも可能で、日常生活に大きな支障はありません。ただし、当日は強いマッサージや長風呂を避ける必要があります。

  • 施術直後の過ごし方とダウンタイムの目安


    ヒアルロン酸注射は「ダウンタイムが少ない施術」とされていますが、全く何も起こらないわけではありません。施術直後は注入部位に軽い腫れや赤み、内出血が見られることがありますが、ほとんどは数日で落ち着きます。その間は、激しい運動やアルコール摂取、サウナなど血行を促進する行動を控えることが推奨されます。また、患部を強く触ったり、うつ伏せ寝を避けるなどの配慮も大切です。


  • ヒアルロン酸注入に伴う副作用・リスクについて


    安全性の高い施術とはいえ、ヒアルロン酸注射にもリスクは存在します。まれに起こる副作用としては、内出血や腫れが長引くケース、しこりができる、左右差が出るといったものがあります。さらに、血管内に誤って注入された場合には皮膚の壊死など重篤な合併症につながることも。そのため、施術は解剖学に精通した医師のもとで受けることが大前提です。事前のリスク説明を丁寧に行うクリニックを選ぶことが重要です。


ヒアルロン酸リフトアップの料金相場とクリニック選び ヒアルロン酸注射は自由診療であるため、費用も施術方法もクリニックによってさまざまです。ここでは料金の目安とあわせて、納得のいく仕上がりを得るためのクリニック選びのポイントを解説します。

ヒアルロン酸1本の価格と施術全体の費用感

   リフトアップ目的で使用されるヒアルロン酸の価格は、1本(1cc)あたり3〜10万円が相場です。使用する製剤の種類やブランド、厚労省の承認有無によって価格は変動します。また、リフトアップ効果を十分に出すには2〜3本使用するケースも多く、トータルで10万〜30万円前後かかることもあります。安さだけで判断せず、価格の内訳や保証制度が明確なクリニックを選ぶことが大切です。


症例数・注入技術で見る信頼できるクリニックの選び方

   ヒアルロン酸注入は医師の技術によって仕上がりが大きく左右されます。そのため、症例数が多く、顔の構造に精通した医師が在籍しているかどうかを確認しましょう。特にリフトアップは、単にシワを埋める施術よりも高度なバランス感覚が求められます。公式サイトやSNSでビフォーアフターの症例写真をチェックし、自分の理想に近い結果を出しているかを見極めるのがポイントです。


後悔しないためのカウンセリング時の確認ポイント

   施術の満足度を高めるためには、カウンセリングの質がとても重要です。使用予定のヒアルロン酸製剤が何か、効果の持続期間、副作用の可能性、そして注入部位と注入量について丁寧に説明してくれるかをチェックしましょう。また、質問に対して曖昧な返答をする医師や、必要以上の施術を勧めてくる場合は慎重になるべきです。信頼できる医師ほど、リスクも含めて正直に説明してくれます。

記事監修

ドクターからメッセージ

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皮膚科医 安藤かおり

ヒアルロン酸注入で自然なリフトアップを目指すために

ヒアルロン酸注射によるリフトアップは、「メスを使用せず若返りたい」「自然な変化を求めたい」という方にとって非常に心強い選択肢です。ポイントは、ただ注入するのではなく、顔の構造を理解した医師が適切な部位に、適切な製剤と量を用いて行うこと。その上で、HIFUや糸リフト、ボトックスとの併用も視野に入れることで、より高い満足度を得ることができます。大切なのは、信頼できる医師と納得のいくカウンセリングを経て、自分に合った施術を選ぶこと。たるみに悩むあなたの背中をそっと押してくれる、そんなヒアルロン酸リフトアップの可能性を、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。

名医のチョイス

ヒアルロン酸注入の名医として紹介されました。

「名医のチョイス」から取材を受け、ヒアルロン酸注入の名医として紹介されました。ヒアルロン酸注入をはじめとする当院が行う美容医療についてわかりやすく解説しております。

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メディカルドック

当医院の紹介記事

信頼できる医療情報サイト。名古屋市のヒアルロン酸注射・注入 おすすめしたい医院として紹介されました。当医院の特徴などをまとめた記事を掲載していただいております。

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